みなさんに質問です!
一杯の味噌汁で体にどれだけの効果があるか知ってます??
正解は・・・・めっちゃくっちゃです!
え?答えになってないですって?
だって本当にめっちゃくちゃ体に嬉しい効果が盛り沢山なんですもの!
ただの調味料と思って、あなどってはいけませんよ!
この記事では、味噌の中の栄養素をできるだけわかりやすく解説しています。
ただ、少し堅苦しい内容で読みにくいと思います。。
先に結論から申しますと、、
味噌は健康、美容に必要な栄養素がギュッと詰まっているとです!
とにかく味噌汁を最低でも一日一杯飲めばいいとです!
それだけ言われても何か納得いかないぁとか
味噌に関しての知識がほしいという方は、少しだけお付き合いください。
個人的にはさらに味噌汁に理解を深めて楽しむのもアリですし
体にいいのはわかってるか、とにかく毎日飲むよというのもアリだと思っています!
”隠れたパワー大公開”味噌の栄養素をまるっとチェック
味噌って「体に良さそう」というなんとなくのイメージはあると思います。
実は想像している倍以上の栄養が味噌の中に含まれているんです!
まずは、一杯の味噌汁に詰まっている栄養素をご紹介します。
炭水化物
炭水化物は人体の形成に欠かせない三大栄養素のひとつで、味噌にも多く含まれています。
生命維持に非常に重要な栄養素であり脳の働きに影響を与え、不足すると集中力や意欲の低下が起こるおそれがあります。
大豆タンパク質
味噌の主原料の大豆には、植物性の大豆タンパク質が含まれています。
味噌に含まれているタンパク質は製造の過程でアミノ酸のバランスが整えられているのが特徴です。
アミノ酸のバランスが整うと酵素などの働きによって消化吸収しやすい状態になります。
大豆タンパク質は筋肉や皮膚を形成するほか、高血圧や脳卒中の予防効果もあります。
食物繊維
味噌に含まれる食物繊維は水に溶けない性質を持つ、不溶性食物繊維といいます。
不溶性食物繊維には水分を吸収することで、便の量をかさ増しする働きがあります。
そのため便秘解消に効果的です。
便秘が解消されると腸内環境が改善され、悪玉菌の繁殖を予防してくれます。
ナトリウム
味噌の主原料のひとつである塩には、ナトリウムが含まれています。
ナトリウムは人体の生理機能に作用するミネラルの一種であり、筋肉の収縮や神経の情報伝達、血液量の維持といった働きがあります。
味噌にはカリウムも含まれていて、ナトリウムと併せて体内の水分維持をコントロールする役割も担っています。
ビタミン類
ナイアシン
ナイアシンは脂質やタンパク質、炭水化物を代謝してエネルギーを作り出すときの補助として機能します。
皮膚や粘膜の健康維持にも欠かせません。
ビタミンE
ビタミンEには強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用によって体内の脂質や細胞の酸化が抑制されると、老化防止につながります。
また、血中LDLコレステロールの酸化も抑制するため動脈硬化をはじめとした生活習慣病の予防にも効果的です。
ビタミンB2
ビタミンB2は味噌の主原料である麹に含まれている栄養素です。
ナイアシンと同じような働きをするほか、爪、粘膜などの維持と再生にも深く関わっています。
ビタミンB2が不足すると、口内炎や皮膚の炎症といった症状が現れる場合があります。
味噌がもたらす驚きの健康マジック!
「味噌は医者いらず」という言葉があるように、古くから健康に必要なものとして親しまれてきました。
日本地図を完成させた伊能忠敬も体力維持のため、味噌を好んで食べていたそうです。
そんな味噌が体にもたらす驚きの健康マジックをご紹介します。
便秘解消への効果
腸内環境が悪化する原因は善玉菌が減り、悪玉菌が増えることです。
解消するために、要は善玉菌を増やすことが大切です。
味噌には善玉菌が豊富に含まれています。
その代表格が乳酸菌です。
また味噌に含まれるメラノイジンという栄養素は乳酸菌のエサになるだけではなく、排便時間を早める働きがあります。
味噌を食べることでメラノイジンを摂取し、短時間で乳酸菌を増やし、結果として排便時間が早まり便秘解消につながります。
そして、続けることで善玉菌が増え便秘が解消して、腸内環境が改善するという好循環が生まれるというわけです。
免疫力を高める効果
腸内環境改善によって得られる効果は、便秘解消だけではありません。
腸内環境が整うと、免疫力を高める効果が期待できるんです。
味噌には免疫力を高める大豆レシチンという成分が含まれています。
レシチンの働きにより、免疫力が高まると
- 風邪やインフルエンザのような感染症にかかりにくくなる
- 命かかわる大きな病気の予防になる
- ニキビや吹き出ものといった肌荒れが軽減される
といったメリットがあります。
免疫機能の維持はウイルスや細菌の侵入を防ぐためには欠かせません。
アレルギー疾患の予防や改善効果
味噌による整腸作用はアレルギー疾患の予防や改善にも役立ちます。
代表的なアレルギーとして、アレルギー性鼻炎や花粉症などがあります。
そもそもアレルギーとは、本来体にとって無害である花粉や食べ物などのアレルゲンに対して免疫が過剰に反応することで発症します。
腸には免疫細胞の約70%が集まっており、腸内細菌のバランスが免疫の働きに大きな影響を与えています。
つまり味噌を食べることで腸内環境が整い、腸内細菌が増えることにより、免疫の過剰反応を抑えることができます。
認知症予防や自律神経の乱れを改善する効果
神経伝達物質にアセチルコリンというものがあります。
記憶力や認知力が低下している人の脳は、このアセチルコリンが減少している傾向があります。
味噌に含まれる大豆レシチンは、自律神経伝達物質のアセチルコリンの原料になります。
アセチルコリンを増やすことで認知症予防効果が期待できます。
また、大豆レシチンは副交感神経を活性化させる働きもあるため交感神経と副交感神経のバランスを整え自律神経の失調を改善することも期待できます。
副交感神経は心身をリラックスさせる働きがあるため、ストレス解消に効果的です。
その他の健康効果
味噌にはビタミン、ミネラル、鉄分といったミネラルが豊富に含まれているため他にもさまざな健康効果があります。
- 疲労回復
- むくみ解消
- 高血圧予防
- 骨の強化
- 貧血予防
女性の敵であるむくみは見た目だけの問題ではなく、
冷え性や下半身の疲労感といった健康面での悪影響を及ぼします。
味噌を食べるだけで解消できるなら、食べないわけにはいきませんよね!
味噌だけで魅力的な体に?おどろきの美容効果!
毎日の味噌習慣はこれまで見てきた健康だけの効果に留まらず、美容に対しても後押ししてくれます!
味噌は「飲む美容液」とも呼ばれるほど、美容に多くのメリットがある発酵食品です。
発酵パワー+大豆の力で内側からキラリと輝く素肌&ナイスボディを手に入れましょう。
大豆イソフラボン
味噌の主原料である大豆には、大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする性質があります。
エストロゲンは肌や髪にハリやコシをもたらす効果があります。
女性ホルモンは加齢とともに減少するため、大豆イソフラボンで補うことは美容において非常に効果的です。
大豆レシチン
副交感神経は心身をリラックスさせる効果があり睡眠の質も向上します。
大豆レシチンには、その副交感神経を活性化させる働きがあります。
睡眠は美容にとってメリットがあります。
- 食欲増進ホルモンの分泌が抑えられ、食べ過ぎを防ぐ
- 睡眠中に成長ホルモンが分泌され、新陳代謝が高まる
良い睡眠は体を休めるだけだはなく、肌のターンオーバーを助けなど美容にも必要ですね。
植物性乳酸菌
味噌には「植物性」乳酸菌が豊富に含まれています。
これはヨーグルなどの「動物性」乳酸菌よりも生きたまま腸に届きやすい特徴があり、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が良くなると老廃物の排出がスムーズになり、肌荒れや吹き出物の予防につながります。
メラノイジン
メラノイジンは非常に強い抗酸化作用を持っていて、ビタミンEより強力と言われています。
- 肌のシワやたるみ、シミ・そばかすの予防
- 腸内の悪玉菌の増加を抑える
アンチエイジングや生活習慣病の予防にも非常に効果的です。
ビタミンB群
ビタミンB群は肌の生まれ変わりや皮脂のバランスの調整、髪や爪の健康維持に欠かせない「美容ビタミン」です。
- 肌のターンオーバー(新陳代謝)の促進と美肌効果
- 肌荒れやニキビ予防
- 乾燥・炎症の予防
- 髪や爪の健康維持
- 女性ホルモンのサポート
- 代謝アップで太りにくい体質へ
ビタミンB群はきのこ類にも豊富に含まれているので、味噌汁の具材として摂取してもいいですね。
食べて痩せる?味噌ダイエットは習慣化がミソ
本当にて食べるだけで痩せるの?
言いすぎじゃない?
確かに、食べてすぐ痩せるなんて都合がいいことはありません。
大事なのは習慣化すること。
そして、なぜ痩せることができるのかを知ることです。
血糖値の上昇を抑える
- 味噌汁を食事の最初に飲むことで食物繊維や味噌に含まれるメラノイジンが糖の吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑えます。
- 血糖値の急上昇を防ぐことで、脂肪が体に蓄積されにくくなります。
腸内環境を整える
- 味噌には乳酸菌や麹菌などの発酵菌が含まれており、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えます。
- 善玉菌が増えると脂肪の蓄積を抑えられ、肥満予防につながります。
- 食物繊維も豊富に含まれているため、便秘の解消にも効果があります。
代謝アップと脂肪燃焼
- 味噌やその具材に含まれるビタミンB群やアミノ酸により基礎代謝を上げる効果があります。
- 温かい味噌汁を飲むことで物理的に内臓が温められ、体温が上がり代謝が活発になります。
満腹感と栄養バランス
- 具だくさんの味噌汁は食物繊維が多く、汁物のため水分を多く摂れるため必然的に満腹感を得やすくなります。
- 低カロリーで満足感も高いため食事全体の摂取カロリーも抑えることができます。
- 野菜やきのこ類、海藻、豆腐などを加えることで、ビタミンやミネラル、タンパク質もバランスよく摂取できますので無理のないダイエットに必要不可欠ですね。
ダイエットにオススメの食べ方
- 朝食や夕食に味噌汁を取り入れると、代謝アップや血糖値のコントロールに効果的です。
- ただし、塩分のとり過ぎには注意してバランスの良い食事を心がけることが大切です。
味噌生活がアナタを変える?生活習慣病予防のカギ!
毎日の食事に味噌を取り入れることで、手軽に生活習慣病予防が実践できます。
その効果は、動脈硬化予防、高血圧予防、糖尿病予防・・・などなど
まさに味噌は医者いらず!
コレステロール値の低下と動脈硬化予防
- 味噌に含まれるレシチンやイソフラボンなどにはコレステロールの吸収を抑え、血中コレステロール値を下げる働きがあります。
- 血中コレステロール値を下げることにより、動脈硬化予防や心臓疾患のリスクを下げる効果が期待できます。
血圧上昇の抑制と脳卒中・心筋梗塞予防
- 味噌の発酵過程で生まれる栄養素や抗酸化物により血圧の上昇を抑える働きがあり、高血圧や脳卒中、心筋梗塞の予防に効果があります。
- 味噌には塩分が含まれていますが、体に及ぼす影響は少なくむしろ塩分の悪影響を緩和する成分が含まれていると言われています。
糖尿病予防
- 発酵によって生じる短鎖脂肪酸がインスリン感受性を高め、血糖値のコントロールに役立ちます。
- 味噌は血糖値の急上昇を防ぐ効果があり、糖尿病予防にも有効です。
腸内環境の改善と炎症抑制
- 味噌に含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えます。
- 腸内環境が改善されることで、腸内にバリアを作り慢性炎症が抑制され糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病のリスクが低下します。
抗酸化作用による細胞の老化防止
- ビタミンEや発酵由来の抗酸化成分が、細胞の酸化を防ぎ生活習慣や老化の予防に役立ちます。
まとめ
なんとも、面白みのない内容にお付き合いいただきありがとうございました。。
でもみなさん、どうでしたか?
味噌はただの調味料じゃなかったでしょ?
ダイエットにも生活習慣病の予防にも美容にも効果がある
まさに「スーパーフード」
残念ながら、今日から飲んだらすぐに効果が出る代物ではありません。
今日から毎日続けるその一杯が、あなたを健康で美しく変身させると信じています。
何事も継続こそが力になります。
さあ、味噌汁一杯で始まる充実した一日をお過ごしください!